また昨日の話になりますが、INVaST新春特別講演会というセミナーに行ってきました。前回の記事では榊原さんの部をサクッと見たところまで。終わったその足で六本木の泉ガーデンギャラリーに向かいました。お目当ては元為替ディーラーの今井雅人さんです。榊原さんと同様に著書が気に入っているから会ってみたい。これだけではミーハーなので、私は欲深い個人投資家として、今年の為替相場展望を聞きたいとも考えていました。
ここでもサブプライム問題が取り上げられましたが、あくまで他にサプライズがないという前提であれば、今年半ばには事態が終息、ドル高にシフトしていくと思われる。アメリカ大統領選で貿易赤字が問題視されたり、中国がインフレ封じ込めで元を切り上げたりすれば、その時は円高圧力がかかるので、また話が変わってくる。というような論を展開されていました。
このご時世、ドルは難しい局面なのかもしれません。金利を上げてきそうなオーストラリアなどにシフトしてみようか、などと考えながら家路に着きました。セミナーのはしごは、さすがに疲れてしまいました。