投資や投機による損失が想定外などと狼狽してしまうような方については、詐欺でもない限りその商品について不勉強だったという自己責任論で片付けられます。しかし、FX(外国為替証拠金取引)や株といった金融商品では、業者側がリスク説明を怠っていた場合には金融商品取引法等により契約自体が無効になります。業者と契約を交わす際、そしてその後も継続してリスクを説明されると思いますが、あれは業者側が説明責任を果たしたという裏付けとして機能しますので、安易に読み流してしまわないように気をつけましょう。判断能力に自信が持てない方は投資や投機に近づくべきではありません。